時に退屈になる必要がある ~なぜか

「退屈は私たちの人生に不可欠だ」という。退屈とは、何かで頭が占有されていない状態のこと。その退屈な時間を持つことで、私たちは幸福と人生の意味を見出す鍵となる本質的な問いと向き合うことができるのだそうだ。

しかし、残念なことに現代人はこの退屈を毛嫌いしている。それは、人生の意味や目的といった不快で本質的な問いに直面する可能性があるためだろう。そのため、私たちの多くが退屈を避け、無意識のうちに思考を止める術を身につけてしまったようだ。

無意識のうちに思考を止める行為の代表例がスマートフォンだ。

脳の前頭前野では、状況に応じて、
「浅く考える」「深く考える」「ゆったりと考える」スイッチが切り替わる。
スマホの過剰使用は、「浅く考える」を疲弊させ、

「深く考える」「ゆったりと考える」を錆びつかせてしまう。

退屈と脳の働きについて、もう少し見てみる。
退屈とは、他のことで頭が占有されていない状態のこと。このとき脳では「デフォルト・モード・ネットワーク」という領域が働くそうだ。普段は外からの情報処理に使っている脳が、空白時間になると「内側の問い」に向かうということのようだ。しかし、私たちはこの状態を嫌う。なぜなら、人生の意味や自分の存在に関わる不安な問いが浮かんでくるからだという。
だからこそ、退屈を消し去ろうとする訳だ。

集中ネットワーク:CEN脳
セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク

具体的な課題解決や意思決定を行うときに活性化する脳のネットワークです。仕事で集中しているときや、スマートフォンで情報を処理しているときなど、意識的な思考プロセスに関与します。

ボーッとネットワーク;DMN脳
デフォルトモードネットワーク

外部からの刺激が少なく、心がさまよっているような「退屈な」状態のときに活性化する脳のネットワークです。内省、創造的な思考、未来の計画、記憶の統合など、より深く自己と向き合う活動に関わると考えられています。

話を戻そう
無意識のうちに思考を止める行為の代表例であるスマートフォン。「退屈を消し去る装置」として、信号待ちのわずか15秒でもスマホを手に取り、退屈を回避してしまう。「退屈」になることを無意識に避けている訳だ。

退屈を避けるたびに、人生の意味や大きな問いを考える機会が失われているそうだ。結果として、うつ、不安、空虚感が増えていく「意味の悪循環」に陥るのだという、あまりうれしくない話もある。 

退屈を取り戻すには

「退屈はスキルだ」と言う。退屈に耐え、心をさ迷わせることに慣れれば、人生が豊かになるという。

• 通勤中は外の景色や音楽を楽しむ
• 食事中はスマホ禁止
• 寝室・トイレ・お風呂にスマホを持ち込まない
• 定期的にSNSや画面断ちを行う
• 意識的に毎日「15分以上の退屈時間」を作る
• 家事や散歩など、単純作業をしながら、頭や心の中で何も考えない時間を作る.
• ナビに頼らず事前に地図やストリートビューを頭に入れて出かける
最初は禁断症状(ドーパミンの欲求)が出るが、やがて落ち着き、むしろ心が軽くなり「ひらめき」「気づき」を感じるようになるという。試してみる価値はあるかもしれない。

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テーマの参考とした原情報は次の通りです。
  https://www.youtube.com/watch?v=orQKfIXMiA8 
  You Need to Be Bored. Here’s Why. Arthur C. Brook 

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